ディーラーで新たに車を購入するときには下取りをしてもらえるでしょう。車を売る方法として車買取も選択肢になりますが、ディーラーで下取りをしてくれるようなときでも車買取もチェックしておいた方が良いのでしょうか。

ディーラーの下取りで十分か

下取りをディーラーに行ってもらえると簡単に手続きを進められるメリットがあります。ディーラーから購入するときに車の売却手続きも同時に進められるからです。また、購入の際には価格交渉を行うのが一般的ですが、それと合わせて下取り価格の交渉を行っていくと総じて見ると安くできる場合もあるでしょう。ディーラーの下取りで十分かという考え方を持つ必要はありますが、概して同一メーカーに車の下取りをしてもらう場合には高額で買い取ってもらいやすいというメリットがあります。一般の車買取の業者に依頼した方が高額査定になりやすいという傾向こそあるものの、下取りで済ませてしまった方が便利で高く売れる場合すらあるのが実情です。

車買取にあるメリット

ディーラーの下取りに比べて車買取は売ったときに得られる利益を増やしやすいメリットがあります。多数の業者があるので買取価格を比較した上で最も高い価格で売れるからです。特に人気のある車種の場合には高額査定になりやすい傾向があるため、ディーラーの下取りよりも高く売れる場合が多いでしょう。売る車が購入するディーラーとは違うメーカーのものの場合には通常は買取価格が高くなります。下取り価格がゼロという場合で廃車寸前であったとしても価格を付けてくれる業者が見つかりやすいのもメリットでしょう。このような点を考慮して車買取も検討しておくのはメリットがありますが、労力もかかるので天秤にかけて判断するのが大切です。

先に車買取を検討してからディーラーへ

より効果的な方法として、車を買うと決めたときに車買取を先に検討しておくのは良い方法です。ディーラーに下取りを依頼してどの程度の下取り価格になるかを検討してもらったら、車買取の場合と比較してその場ですぐに交渉できるでしょう。既に他の買取業者で見積もりをしてもらってあると、それを参考にして交渉できるので便利です。同じ価格にまで引き上げてくれたらディーラーに依頼して下取りしてもらった方が手続きや乗り換えもスムーズに行えるので、交渉後の価格の目標地点として車買取の場合の最高値を目指すというのは良い方法でしょう。ディーラー下取りを有効活用するための手段として車買取を利用するという視点も持っておくのが肝心です。